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秋の花粉症

[2023.09.25]

ようやく涼しくなってきましたね。

 

秋といえば、読書でもなく、食欲でもなく、そう、花粉症ですね。

 

私自身も、春ほどひどくないものの、毎年、鼻水、くしゃみ、むずむず、目が痒い、など症状が出ることがあります。

 

秋の花粉症は春の花粉症と何か違いがあるのでしょうか?

スギ花粉のイラスト

 

そもそも花粉症って何ぞや、というところから見ていきましょう。

 

花粉症とは

一言で言うと、特定の花粉に対するアレルギー反応です。

 

花粉が、身体にとって異物つまり敵だと認識されてしまっていることから始まります。

 

目や鼻から花粉が体内に入ると、それに対する「抗体」が作られ、花粉が体内に入るたびにその「抗体」とくっつきアレルギー反応が起こります。

 

すると、ヒスタミンやロイコトリエンといった化学伝達物質が放出され、鼻では鼻水やくしゃみといった症状(アレルギー性鼻炎)が、目では目が痒くなったり充血したりという症状が出ます。

くしゃみをしている人のイラスト 目をこする人のイラスト(女性・花粉症)

 

そのため、後の項で解説しますが、抗ヒスタミン薬抗ロイコトリエン薬といった、これらの物質の活動を抑える薬が治療薬として使われます。

 

 

秋の花粉症の原因

春の花粉症の原因は、スギやヒノキが有名ですが、秋の場合はヨモギやブタクサ、イネなどが主な原因です。

 

鼻アレルギー診療ガイドラインによると、9月10月あたりが一番花粉の量が多いようです。

 

 

秋の花粉症の特徴として、ヨモギやブタクサの草花は背丈が低く、花粉があまり遠くに飛びません。

 

雑草が多く生えている場所や河原などに行かなければあまり花粉を吸い込む機会はないでしょう。

 

お子さんと一緒にそういったところで遊ぶ機会がある人は、ヨモギやブタクサ、イネなどの見た目を覚えておき、近づかないようにしましょう。

 

      

左からヨモギ、ブタクサ、ススキ(イネ科)

東京都健康安全研究センターより

 

秋の花粉症の治療

<体内に入る花粉を減らす>

春の花粉症と違い、どこにでも花粉が飛んでくるわけではありませんので、原因と言われる草花に近づかなければあまり症状は出ないでしょう。

 

春の花粉症と同様、マスクメガネをして体内に入る花粉の量を抑えることが最も手軽で最も効果のある治療です。

マスクで眼鏡が曇る人のイラスト(男性)  ■

帰宅したら手洗いうがいをするなど、家の中に花粉を持ち込まないようにします。

 

<薬物療法>

それでも春と同様に花粉症様の症状が出る場合は、薬での治療をします。

 

症状が軽いもしくは目や鼻に限局した症状の場合は、目薬点鼻薬がいいでしょう。

目薬をさす人のイラスト(あっかんべー) 点鼻薬を使う人のイラスト

 

基本的には抗ヒスタミン薬といってアレルギーを抑える作用の目薬・点鼻薬を使いますが、効きが不十分の場合はステロイドの成分を追加することがあります。

 

だるさなど全身症状がある場合や、比較的症状が重いと思われる場合は飲み薬で対応します。

 

飲み薬の場合は、鼻や目を含めた全身に効くといったメリットもあります。

 

飲み薬の場合はまず抗ヒスタミン薬を使用し、鼻詰まり改善や気管支拡張作用をもつ抗ロイコトリエン薬を追加する場合もあります。

 

点鼻薬の例:アラミスト点鼻、ナゾネックス点鼻

定量噴霧式アレルギー性鼻炎治療剤「アラミスト点鼻液27・5μg56噴霧用」 グラクソ・スミスクライン|薬事日報ウェブサイト

点眼薬の例:アレジオン点眼、パタノール点眼

アレジオン点眼液0.05%の基本情報(作用・副作用・飲み合わせ・添付文書)【QLifeお薬検索】 アレルギー性結膜炎に対する点眼治療 | 栃木県小山市の眼科、日帰り白内障手術、硝子体手術 | もりや眼科

抗ヒスタミン薬(飲み薬)の例:アレグラ、ザイザル、ビラノア、ルパフィン

ビラノア錠20mg [Meiji Seika ファルマ]の通販 | Ciモール | Ciモール ルパフィン錠10mgの基本情報(作用・副作用・飲み合わせ・添付文書)【QLifeお薬検索】

抗ロイコトリエン薬(飲み薬)の例:オノン(プランルカスト)、シングレア(モンテルカスト)

 

このほかに、レーザー治療といって鼻粘膜をレーザーで焼く治療や、現状唯一の根治治療と言われるアレルゲン免疫療法というものもあります。

 

対応している医療機関は限られると思いますが、興味があれば調べてみてください。

 

 

抗ヒスタミン薬の補足

昔ながらの薬としては、アレグラやアレロックなどがあります。

 

これらの薬で効果が得られ特に問題ない人は、それでいいでしょう。

 

最近、眠気がより少ないと言われるビラノアルパフィンなどがよく使われるようになっています。

 

授乳中でも使えるのがアレグラやザイザル(ビラノアは避けた方が無難)、車を運転する人も使えるのがアレグラやビラノア(ザイザルやルパフィンは運転不可)です。

スポーツカーを運転する人のイラスト(カップル)

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

環境省のデータによると、25年前には花粉症患者は日本人全体の20%ほどだったようですが、近年では50%近く、つまり2人に1人は花粉症のようです。

 

去年までは大丈夫だったのに、という人も多く出てくるでしょう。

 

花粉症についての基礎知識を身につけるとともに、今後根治療法が手軽になりさらに普及してくることを祈るばかりです。

 

それでは、また。

 

 

 

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